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2011年4月16日土曜日

ペルーの唯一の女性統治者のミラーの発見"SENORA DE CAO"



南米でペルーが一番遺跡の襲撃が多い国として知られています。昔から政府はこれを止めようとしていますが遺跡の数が多すぎて警察の手に負えません。ところが2006年にモチカ文明の中心地となっていたトゥリヒーヨで襲撃者の手が届いていないところに偉大な発見がありました。これは今まで考えていた昔のペルー社会の歴史を変える出来事「セニョラ・デ・カオ」の発見です。「セニョラ・デ・カオ」は実ははじめて発見された唯一の女性統治者のミラーなのです。足や腕に蛇やクモの入れ墨があったことから超能力が使えたと考えられています。


お墓が12メートルぐらい地下に埋められていたため襲撃にあいませんでした。

2011年4月7日木曜日

自然とめぐりあうアマゾンクルーズ

                                          豪華なクルーズからジャングルのありのままの姿を見つめる。この夢のような旅は今、ペルーのいろいろなアマゾンクルーズ会社が実現させています。                                                                        リマから飛行機でおよそ2時間のところにブラジルとの国境にあるイキトスがあります。イキトス周辺の地域は世界でもっとも豊かな熱帯雨林地帯で、アマゾン川も流れているため多種の動植物が生息していることから、酸素を生み出す地球の肺とも言われています。                                       アマゾンクルーズの旅はイキトスからバスでナウタまで行き、ナウタからクルーズに乗り3泊からの7泊までのツアーを楽しむことができます。 ツアーはアマゾン地方でとれるカムカムやココナジュースがついた朝ごはんではじまり、経験のあるガイドのもとでアマゾン川沿いにある独特な植物やピンクイルカのような動物を見ていきます。ツアーの中でパカヤ・サミリア国立公園訪問も含まれています。                                             パカヤ・サミリアには鏡のような川がたくさんあり、ペルーでいちばん大きい国立公園。川に250種類もの魚が生息し、200kgのある大きい魚がいると言われています。映画で見たアナコンダ、330種類の鳥類や800種類の木の生息地になっています。                                               この素晴らしい体験ペルーでしてみませんか。

2011年4月4日月曜日

終わらない春の町:トゥルヒーヨ


トゥルヒーヨの広場


太陽の神殿


   
チャン・チャン




後期中間期(プレ・インカ)最大の王国を造ったチムー文明の中心地はリマから561Km離れたところ「トゥルヒーヨ」にあります。ここは北部海岸地帯であって、1年中暖かくて穏やかな気候のため“終わらない春の町”と呼ばれています。8Km離れたところに、モチカ文明(チムー文明の前)の時に作られた「ワカ」と呼ばれる、様々な儀式が行われた太陽の神殿と月の神殿が残っています。それらは行政を司っていたところと宗教行事が行われていたところと考えられています。太陽の神殿は43mの高さがあり、石の階段がつけられたピラミッドです。月の神殿と太陽の神殿は、わずか500mの距離。壁は様々な美しい色で塗られ、その文明の神様「アヤ・パエック」の顔が猛獣の形で描かれています。

トゥルヒーヨから4kmのところにアメリカでいちばん大きい泥の都「チャン・チャン」があります。1986年に世界の文化遺産として認められました。この遺跡は20平方キロメートルの広さであるため10万人は暮らしていたと推定されています。

2006年にトゥルヒーヨの中心街から34Km離れたエル・ブルーホ遺跡でとても大きな発見がありました。それはなんとモチカ文明の時代の統治者になっていた女性のミイラです。そのミイラの足、手、顔にクモや蛇の入れ墨があって、発見されたとき多くの金のアクセサリーがついていたためモチカ文明の統治者だったと考えられています。この女性は身長1m45cmで20歳から25歳出産していたときになくなったと研究者により発表されました。ミイラはカオ美術館で見られます。

トゥルヒーヨは文化だけではなく、美しくて高波のあるデリシアス、サラベリ、ワンチャコ、チカマの海岸でサーフィンの国際大会が催され毎年海外から多くのサーファーがトゥルヒーヨを訪れます。

もう一つのトゥルヒーヨの魅力はこの地域の特有の踊り「マリネーラ」です。毎年子どもから大人まで参加できるマリネーラコンクールがあって、ペルー各地から多くの観客が集まります。

2011年4月1日金曜日

世界の自然遺産と文化遺産があるアンカシュ県

ワスカラン国立公園 アルパマヨ アンカシュ県はリマからおよそ400Kmのところにあって、世界自然遺産と同時に生物圏保護区とされたワスカラン国立公園や文化遺産として登録されたチャビン考古遺産があります。アンカシュ県で一番人気のある町はワラス。ここはコルディジェラ・ブランカ(白い山系)とコルディジェラ・ネグラ(黒い山系)が共通するところであって、コルディジェラ・ブランカにはペルー最高峰ワスカラン(標高6768m)や世界で一番美しい雪山とされたアルパマヨなど観光客に感動を与える景色がたくさんあります。 ワスカラン国立公園はコルディジェラ・ブランカの中にあり、34万ヘクタールの広さです。ここには、296の湖、663の氷河、また、様々なアンデスの植物やコンドール、ビクーニャといった動物が保護されています。  テーヨのオベリスク      ランソン ワラスの町から109Km離れたところに文化遺産として登録されたチャビン・デ・ワンタル石造建造物群があり、寺院、回廊、石造物や広場が残っています。これは、古代チャビン文化の宗教的な儀式を行う重要的名場所で、紀元前1200年ごろ建てられたと言われています。地下回廊には「ランソン」と呼ばれる高和4.53mもある石塔の主神体があり、石に彫られた伝説上の猛獣に目がひきつけられます。もう一つ発見されたのはペルーでもっとも素晴らしい図像彫刻が施された石碑「テーヨのオべリスク」、部分的に解釈がされていますがまだ完全に解読されていません。この石碑の中心の図像は、片面が男性、その反対の面が女性を表現すると言われています。